アニリンも含めた芳香族アミン全体の問題か?若い頃から化学者は良く使うものである。
オルトトルイジン・・…・染料中間体(アゾ染料,トリフェニルメタン染料,アジン染料),溶剤,サッカリンの原料
メタートルイジン……ポリアゾ染料の中間体,有機化学薬品の合成原料
バラートルイジン‥・…有機化学薬品アゾ材料などの合成原料および分析用試薬,トリフェニルメタン染料,アントラキノン酸性染料の中間体
メタートルイジン……ポリアゾ染料の中間体,有機化学薬品の合成原料
バラートルイジン‥・…有機化学薬品アゾ材料などの合成原料および分析用試薬,トリフェニルメタン染料,アントラキノン酸性染料の中間体
bougofuku.com/che/1/tolui
ぼうこうがん
他にも6人…オルト−トルイジン可能性低く
他にも6人…オルト−トルイジン可能性低く
毎日 2016年1月22日 21時50分
厚労省発表
発がん性が指摘される化学物質「オルト−トルイジン」を扱う福井県の化学工場で従業員ら5人がぼうこうがんを発症した問題で、厚生労働省は22日、他にも4工場の6人が発症していたと発表した。
ただ、業務の状況などからオルト−トルイジンが原因になった可能性は低いという。会社や工場名について厚労省は
「6人の特定につながるため公表できない」
としている。【古関俊樹、林田七恵】
厚労省はこれまでに同じ物質を扱ったり、扱った可能性があったりする会社の63工場に対し、従業員や退職者がぼうこうがんを発症していないかを聞き取り調査した。
その結果、現在も同じ物質を扱っている2工場で2人の発症を確認した。この2工場では液体状の化学製品を作る工程で少量のオルト−トルイジンが排出され、発症した2人は製品のサンプル調査を担当していた。しかし、製品を作る容器は密閉され、ばく露の機会は少なかったという。
また、過去に扱っていた2工場では4人が発症していた。3人が発症した1工場は「3人はオルト−トルイジンを取り扱う工程に携わっていない」と説明。1人が発症した工場は約30年前に取り扱いをやめたという。
一方、厚労省の所管の独立行政法人「労働者健康福祉機構」は職業性ぼうこうがんに関する健康相談ダイヤル(0120・519・187)を設置し、25日から従業員や家族らの相談を受け付ける。相談は平日の午後1~5時。携帯電話でも無料で利用できる。
オルト−トルイジンは化合物「芳香族アミン」の一種で、発がん性が指摘されている。この物質を使って顔料や染料の原料を作っている福井県内の化学工場で従業員ら5人がぼうこうがんを発症したことが昨年12月に判明した。
オルト-トルイジン 「芳香族アミン」と呼ばれる化合物の一種で無色の液体。染料や顔料の原材料として使われているが、国際がん研究機関(IARC)は有害性について「人に対して発がん性がある」と評価している。
日本国内では労働安全衛生法に基づき、注意文書の交付など譲渡時に一定の規制が設けられている。厚生労働省は努力義務にとどめていた暴露防止などの安全対策についても、来年6月から事業者に義務付けることにしている。(時事2015/12/18-20:05)2015/12/18-20:05
膀胱がん発症、新たに6人 化学物質問題
日本テレビ系(NNN) 1月22日(金)21時25分配信 headlines.yahoo.co.jp/
福井市の化学物質を扱う工場で、従業員が相次いで膀胱がんを発症している問題を受けて、厚生労働省が、同様の物質を扱う全国の工場を調査したところ、新たに従業員と元従業員計6人が膀胱がんを発症していたことがわかった。
この問題は、福井市の化学工場で、「オルト-トルイジン」という化学物質を扱っていた従業員と元従業員計5人が、膀胱がんを発症していたことが先月わかったもの。
厚生労働省は、この問題を受けて行っていた「オルト-トルイジン」を扱う全国の工場を対象にした緊急調査の中間報告を発表した。その中間報告によると、過去または現在、「オルト-トルイジン」を扱った可能性のある全国63か所の工場うち、少なくとも4つの工場の従業員2人、元従業員4人が膀胱がんを発症していたことがわかった。
ただ、この6人の中には、扱った「オルト-トルイジン」がごくわずかだったり、扱ったことがない人もいるということで、厚労省は、膀胱がんとの因果関係を調べると共に、職業性膀胱がんの無料相談ダイヤルを25日に開設するという。
<職業膀胱がん:無料電話相談>0120-51-9187
25日開設
25日開設