ふるさと納税
珍品カブトムシ 注文殺到で品切れ 名張市
珍品カブトムシ 注文殺到で品切れ 名張市
毎日2016年4月7日 12時35分
三重県名張市が、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」を「ふるさと納税」の返礼品に導入したところ、昆虫ファンの間で話題となり、1日の開始から6日目で品切れとなった。
養殖業者の生産が追い付かず、市の担当者は「目算が甘かった」と頭を抱えている。
市は、
a. 寄付金3万円以上の寄付者に対して体長130ミリ、
b. 5万円以上には140ミリのオスのヘラクレスオオカブトを贈る
と決めたところ、新聞やテレビの報道が相次ぎ、関東から沖縄まで1都2府9県から数十件の問い合わせが殺到。
計18匹しか準備していなかったが、130ミリは品切れとなり、140ミリも残り僅かになった。
提供元の同市の昆虫養殖業者「リバーフィールド」は、ヘラクレスオオカブトの体長を競う雑誌コンテストの記録(171・8ミリ)保持者で、マニアの心に火を付けたらしい。
角の太さなどで価格は変わるが、同社では140ミリを2万~3万円で販売。170ミリを超えると、コレクターの間では100万円以上の高値がつくという。
ヘラクレスオオカブトなどの外来種は1999年の規制緩和以降、有害でないものに限り輸入が可能になった。同社の河野光伸代表(47)は
「子どもの頃に図鑑でしか見ることができなかった外来種が今は手に入るので“大人買い”する人も多いようだ」
と分析している。
市の担当者は
「月1、2件の応募しか見込んでいなかった。電話をいただいた方には申し訳ない」
としている。
同市は2年前から伊賀牛などの返礼品制度を始め、ふるさと納税額が順調に伸び、計1億円を突破した。
【鶴見泰寿】
Kidsのお気に入りは金色の学研のカブトムシである。
クワガタにはあまり興味がないのか?彩色はまだである。
4月に入っても山はまだまだ寒い。油断をすると咳や頭痛で困る。畑の雪はユンボで強制的に除去したので50%くらいは出てきた。クロッカス、スイセン、チューリップの芽が雪の中から出てきた。毎年うれしいものである。