慢性的痛みにはオピオイド
パーコセット、モルヒネ、ビコデン、メタドン、オキシコドン及びフェンタニルなど
プリンスさん「自殺の可能性低い」、遺体に外傷なし 地元保安官
2016年04月23日 08:08 発信地:チャナッセン/米国 【4月23日 AFP】
急死した米歌手プリンス(Prince)さん(57)について、ミネソタ(Minnesota)州カーバー(Carvar)郡当局は22日、検視の結果、遺体に外傷などはなく自殺の可能性は低いとの見方を発表した。
プリンスさんは21日、同州にある自宅を兼ねたスタジオ「ペイズリー・パーク(Paisley Park)」のエレベーター内で遺体で見つかった。1週間前にインフルエンザのような症状で病院に搬送されたが、その後、体調不良説を自ら否定していた。
22日に行われた検視を受けて記者会見したカーバー郡のジム・オルソン(Jim Olson)保安官は、まだ捜査は初期段階だとしつつ「現時点では、自殺だったと考える理由はない」と述べた。
オルソン保安官は、プリンスさんの遺体には「明白な外傷はなかった」「外傷があるということは暴力の痕跡を意味するが、それは全くなかった」と説明。さらに、プリンスさんは死亡時、スタジオ内に1人でいたことも明らかにした。
謎めいたプリンスさんの急死の原因については、前週に鎮痛剤を過剰摂取をしたことと関連付ける報道があるが、事実関係は確認されていない。
オルソン保安官は、プリンスさんがオピオイド系鎮痛剤「パーコセット(Percocet)」を服用していたとの報道について
「本件は現在捜査中であり、(報道内容について)現段階で言及することはない」
と述べ、コメントを拒否した。
地元の検視当局は先に、初期的な検視結果が出るまでには数日、総合的な毒物検査結果が出るには数週間を要すると述べていた。
(c)AFP
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