色鮮やかな青紫 無量寿寺でかきつばたまつり
2016年5月17日 中日新聞
愛知県知立市の無量寿寺で「史跡八橋かきつばたまつり」が開かれている。
伊勢物語で知られる平安時代の歌人、在原業平が「かきつばた」の5文字を句の頭に詠み、江戸時代の絵師、尾形光琳が国宝「燕子花(かきつばた)図」を描いたといわれる名勝地。1万3千平方メートルの庭園には、大小16の池に約3万株が植えられている。
まつりの歴史は古く、約60年前から行われており、毎年多くの観光客でにぎわう。
まつりは5月26日まで。期間中は午後9時までライトアップされる。問い合わせは知立市観光協会=電0566(83)1111=へ。