米UCLAで銃撃、容疑者が男性射殺後に自殺 遺書発見か
2016年 06月 2日 11:34 JST jp.reuters.com
[ロサンゼルス 1日 ロイター]
米西部にあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で1日、銃撃があり、2人が死亡した。ロサンゼルス市警によると、容疑者の男が男性1人を射殺した後、自殺した。
銃撃があったのは工学部の建物で、市警は現場から銃が見つかったと発表。逃走中の他の容疑者はいないという。犠牲者などに関する詳細は明らかにされていない。
警察によると、自殺した人物が書いた遺書のような文書が見つかった。
銃撃を受けてUCLAのキャンパスは約2時間にわたり封鎖され、武装した多くの警官が現場を包囲した。事件発生から数時間後、大学当局は、授業は2日に再開されると発表した。
UCLAには4万3000人以上の学生が在籍している。銃撃が発生した時、工学部の建物にいた研究員の男性(38)は
「UCLAでこんなことが起きるなんて信じられない。家に帰りたい」
と話した。
また、工学部の男子学生は、携帯でアラートメールを受け取り、他の5人の学生と隣接する建物に1時間半ほど避難していたという。
「急いでそこから飛び出し、7階のトイレに駆け上がっていった。鍵がついていないため、ドアをベルトで縛り、じっとしていた。本当に怖かった」
と述べた。
射殺されたのは男性教授…UCLA発砲で米紙
2016年06月02日 10時46分 読売 【ロサンゼルス=田原徳容】
米カリフォルニア州ロサンゼルスのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で1日午前10時頃(日本時間2日午前2時頃)、発砲があった。
駆けつけた警官が校舎内の一室で男性2人が死亡しているのを発見した。近くに短銃があり、警察は容疑者の男が、男性を射殺した後に自殺したとみている。
米紙ロサンゼルス・タイムズは関係者の話として、射殺されたのはUCLAの男性教授(39)と報じた。
在ロサンゼルス日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていないという。
事件発生当初、銃撃犯が校内にいるとの情報が寄せられ、警察が大学を封鎖し、付近の住民にも大学に近づかないよう指示した。警官ら約100人が捜索活動を展開し、周辺は一時騒然となった。
UCLAは西海岸の名門大学で、学生数は日本などからの留学生を含む約4万3000人。