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2次方程式の虚数解の3D表示

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Kidsが2次方程式の虚数解を3D表示で示して欲しいと山奥の私塾の老先生にここ1週間も懇願している。しかし、今は季節的に大根の収穫時期であるので老先生は忙しい。そこで、かって大学数学も履修した私に説明してくれという電話である。
 
1次関数も分からないKidsにVisualに説明するのは難しい。さらにAlgebraというか式は最小限という。netで調べてみると、高校の先生方が研究されている。拝見すると基礎がないKidsにはチンプンカンプンの内容であるので、私はWolframAlphaを使って話してみた。
 
というか図を示すのみで後は自分で考えよというのが私のスタンスである。スノボーを教えてくれと言われてもOKとはいうがKidsを頂上に連れて行き、あとは降りよと指示するのみなのである。
 
*化学の学生実験でも私はアメリカの駆逐艦の艦長のような指導である。学生が聞いてきても危険でなければやってみたらとアドバイスする。
 
先日、TAが
 
”先生!それは間違いですという。正しい方法はこれです”
 
と余計なことを言う。TAには教育というものが分かっていない。しようがないのでTAのいう方法でやってみたらと学生に言った。学生は先生が間違って指導したと怪訝な顔をしていた。
 
まずアメリカの先生のComplex Roots Made Visibleの
 
2x^2 - 8x +10
 
 
以下に図のみ示す。
 
イメージ 1
 
 
虚数解 2+i と2-iの位置を3Dで確認できたようである。次に
 
x^2 + x + 5 = 0
 
イメージ 2
 
 
Grapesでおまけのグラフ。これで自分でさらなるSecretを探れるであろう。Kidsに老先生のように懇切丁寧に教えすぎるのも問題であると思うのだが。
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
 
 
p.s.
 
最後にKidsはやはり馴染みのGrapesで説明してくれとうるさいのである。もう答えはそこまで来ているのに自分で考えない!(媒介変数表示が分からないのか?)
 
3DGrapes
 
イメージ 5
 
 
Real部分の曲面を入れてくれというKids。
 
イメージ 6
 
 
 
さてこれで教えるべき手法をすべて教えたのであるから、Kidsは広大な未開の土地を開拓していくであろう。 
 
 

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