国立大学を民営化し、運営交付金を減らしてから研究者の意欲は激減。論文を書こうとすることすらしなくなった。自主性の欠如で競争心も消えうせたようである。
今のノーベル賞受賞は民営化以前ののんびりした旧システムの賜物である。
弱小の他大学のピンはね分を大きな大学への再配分などヤクザ世界のすることである。弱小大学あっての国立大システムである。ピンはねは良くない。
運営費交付金増、41大学
国立大、改革策で再配分
国立大、改革策で再配分
2017年01月12日 17時05分 京都新聞
文部科学省は12日、国立大への2017年度運営費交付金の再配分率を公表した。
各大学に交付金の一定割合を一度拠出させ、教育研究改革の取り組み状況を評価した上で再配分する制度で、全国86大学のうち北海道大など41大学は、再配分率が100%を超える増額評価を受けた一方、45大学は減額となった。
運営費交付金は主に各大学の学生や教員の人数などに基づいて算出しているが、文科省は各大学の特色を強化するため、再配分の制度を16年度から導入。
2回目となる今回は、改革実現に向けて各大学が示した具体的な指標が適切かどうかを重点的に評価したという。
再配分額は計約100億円。