空に明るい光「火球」か 西日本中心に観測
2017年3月8日 20時00分 中日新聞
流星の中でも、金星より明るく見える「火球」とみられる光が8日朝、西日本を中心に各地で観測された。
国立天文台(東京都三鷹市)によると、朝方でもはっきりと観測できており
「これほど明るい火球は珍しい」
としている。
京都府の男性会社員が午前6時15分すぎ、同府向日市内を走行中にドライブレコーダーで記録した映像には、住宅街の上空を数秒間にわたって白く光る丸い球が走る様子が記録されていた。
火球の情報を集めている「日本火球ネットワーク」のネット上の掲示板には、8日朝に光を観測したという書き込みが大阪府や兵庫県などから10件以上あった。
(共同)