ニセコは18日(火)の早朝から大風であった。台風でもこれほど強くはない。
春の畑の用品が風で吹き飛ばされてしまった。農家のビニールハウスなどもひとたまりもないであろう。
昼頃から少し弱まったが、南風の突風は続いた。雨は比較的少なかった。
ドイツ製の気圧計で低圧970mbの範囲外に針があったのには驚き。天気図を見ると3つ子低気圧である。
気象庁
全国で強風が発生した模様である。
台風並み低気圧、各地で「春の嵐」
4月17日 23時03分 news.tbs.co.jp
川の真ん中で大きく折れ曲がった橋。
17日午後4時ごろ、福岡県飯塚市の穂波川で、増水した川に流されたクレーン車が水を通すための橋である水管橋に衝突、橋の一部が折れました。この影響で、周辺のおよそ9500世帯に断水の可能性があるということです。
24時間の降水量が107ミリに達し、4月の観測史上最大の雨となった飯塚市。
さらに、市内を流れる遠賀川では複数の車がフロントガラスまで水に浸かっています。
飯塚市によりますと、増水の影響で、河川敷の駐車場に止めてあった車10台が水没したということです。
これによるけが人の情報は入っていません。
各地を襲った春の嵐。急速に発達した低気圧の影響で、九州地方をはじめ、中国・四国地方で荒れた天気となりました。
「佐賀県の東脊振インターチェンジ付近です。雨粒がフロントガラスに打ちつけていて、前が見えにくくなっています」(記者)
ワイパーをかけても、先を走る車を確認できません。
大雨洪水警報が発表された広島市。
「午後7時45分です。広島市中心部でも強い雨が降っています。竹が道路に倒れかかっています」(記者)
2014年の土砂災害で大きな被害があった安佐南区では、一部地域で避難指示が出されました。
強い風も吹き荒れました。高知市では傘が壊れる人も。風の影響でしょうか、シャッターを下ろし、早めの店じまいをする土産物店もありました。
また、鹿児島市では午後7時半ごろ、JR鹿児島本線が停電。およそ2時間にわたり、運転を見合わせました。雨や風により、倒木が線路の架線に接触したのが原因とみられています。
この後、関東地方では徐々に雨と風が強まっていく予想となっています。18日朝の通勤通学の時間帯がピークとなり、交通機関の乱れなどに注意が必要です。
今月に入り、大阪で老朽化した信号機が倒れたり、帯広では2トンの巨大な看板が落下したりするなど、各地で起きている強風の被害。気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。