6月はとても寒くストーブを何度かつけた。7月中旬は突然の真夏日。7月後半からはお日様が出ない状況。特に8月13日~15日は9月中旬から10月上旬の寒さで体調が悪くなるものが続出した。
陽が出ると異常な暑さ、曇ると異常な寒さでは、人の心身も植物の成長も大変である。
原因は気圧配置である。いつも長くオホーツク海高気圧が鎮座して東日本に湿った冷気を運んでくる。雨など降らない気圧配置なのに突然の大雨で予測がつかない。
山奥の老先生の秋大根の種まきのタイミングも困ったらしい。例年、3面つくるが今年2017年は1面で作付け終了という。
気象庁気圧配置図
93年冷夏と似た気圧配置…日照不足続く見通し
2017年08月17日 20時35分 読売
気象庁は17日、関東や東北を中心に続く記録的な長雨や日照不足について、今後の見通しを発表した。
2週間先の9月1日頃までは、北日本と東日本の太平洋側で曇りや雨の日が多く、日照不足が続く見通しだ。
東京都心では17日も雨が降り、8月1日から17日連続の降雨となった。
1977年に記録した、8月中の都心の降水連続日数「22日」を破る可能性もあるという。
天候不順は、オホーツク海高気圧の勢力が強い一方、太平洋高気圧の張り出しが弱いのが主な原因。
コメが不作になり、外国から緊急輸入した1993年冷夏の時の気圧配置に似ているという。
オホーツク海高気圧は8月下旬から徐々に日本から遠ざかるため、9月2日頃から晴れる日が増え、気温も平年並みか高くなる見込み。