菅原道真ゆかりの寺という。今は無人の寺らしい。
菅原道真植えた伝説の巨木が倒壊…高さ15メートル幹から折れる 滋賀・長浜
2017.9.8 07:58 Sankei
平安時代に菅原道真が植えたとの伝承がある古刹、菅山寺(滋賀県長浜市余呉町坂口)のケヤキの巨木(県指定自然記念物)が幹から折れて倒れていたことが7日、分かった。寺のシンボルとして人気を集めていた。
ケヤキの巨木は山門の両側に2本立っており、倒れたのはそのうちの1本。
県自然保護課によると、幹回り6・2メートル、高さ15メートル。幹の内部は腐食して空洞化しており、先月初めの台風5号の影響の可能性があるという。
もう1本の巨木は無事だった。
2本の巨木にはしめ縄が張られ、地元では信仰の対象としても親しまれていた。
菅山寺に住職は住んでおらず、今月3日に自然観察に訪れた市内の男性が発見した。
保存樹を担当する同市都市計画課は
「時代の移り変わりを見てきた歴史的に由緒ある巨木だけに、とても残念だ」
と話している。
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