たくさんの衛星を安く打ち上げられるのは魅力的だ。打ち上げはインドやロシアか?個人がパソコンで常に地球を観察できる時代も近い。忙しくなるね。
地球を宇宙から撮影すると、こんなに美しく個性豊かに見える 日本の超小型衛星が捉えた12の風景
2017.10.11 11:30 Sankei
アクセルスペースによる「AxelGlobe」は、50機の超小型衛星を打ち上げることで、地球全土の写真を1日1回撮影しようとする野心的なプロジェクトだ。
AxelGlobeが公開している写真には、見慣れた街から聞いたこともないような土地まで、地球上の個性豊かで美しく、ときに奇妙な姿が写しとられている。
アクセルスペースとはいかなる企業か?JAXAが人工衛星開発を「丸投げ」できる理由
sbbit.jp/article/cont1/32628 佐藤 隆之
アクセルスペースは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)人工衛星の開発・製造・運用を一括して委託する業者として選ばれた宇宙ベンチャー企業です。
JAXAが衛星の設計から運用までの一連のプロセスを1社のベンチャー企業に委託するのは珍しいとされています。
アクセルスペースがJAXAから高い評価を獲得した背景にあるのは、人工衛星の単なる製造にとどまらない、衛星から取得したデータを使った分析プラットフォームです。
これまで取得できなかった膨大なデータで、農業・局地気象予報・都市計画など多様な産業の活性化を目指すアクセルスペースとはどのような企業でしょうか。
人工衛星の開発・製造・運用まで全てを委託するという一大プロジェクトを受注したのがアクセルスペースです。
アクセルスペースは東京大学・東京工業大学で生まれた超小型衛星技術をもとに2008年に設立されました。世界初の民間商用小型衛星「WNISAT-1」をはじめとした人工衛星を、圧倒的な低コストで開発しています。
これまで政府主導で行われてきた人工衛星が民間でも開発できるようになったのは、その小型化・低価格化が理由です。
アクセルスペースは、大型衛星の1/10~1/100のコスト、5~10年かかっていた開発期間も2年以内まで短縮させています。
80キロほどの重量なので、都内のオフィスで製造できてしまうというのは驚きです。
jbpress.ismedia.jp/
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「それまで政府は宇宙ベンチャーに非常に冷たかったが、完全に方向性が変わった」とアクセルスペースの中村友哉社長はふり返る。
2015年秋。日本の宇宙開発史上初めて、スタートアップ企業のアクセルスペースが合計19億円もの大型資金調達に成功したのだ。
2017年5月、内閣府が「宇宙産業ビジョン2030」を発表。
「新しい宇宙産業はベンチャーが主導する、政府としても最大限の支援をするという、かなり踏み込んだ内容」