北海道は寒く厳しい冬が続くが、リンゴやプラムの木の葉はまだ青々している。大気には春の気配も感じられる。
私もガーデンに小さな池を2つ作り睡蓮作りをしている。オニヤンマなどもかなり増えてきたようだ。小川でのセリやミント、クレソンの育成も試みている。ホテルの料理人らはアカフキを樽に漬け込むようである。
池の水を抜いて再生したら…井の頭池に水鳥集う
2018年12月08日 08時08分 読売
井の頭公園(東京都武蔵野市、三鷹市)の井の頭池で、池の水を抜いて環境を再生する「かいぼり」が実施されてから間もなく1年になる。
同園で野鳥の調査などを行う認定NPO法人「生態工房」(武蔵野市)によると、今年は水鳥のカイツブリの繁殖が昨年に続き盛んで、同池では珍しいミコアイサの姿も確認された。同法人は
「渡り鳥の季節はカモの種類が増える。ぜひ観察してみてほしい」
としている。
生態工房によると、今年のカイツブリの調査では、4~11月に6つがいの繁殖行動が確認され、18羽のひなが誕生した。
2017年も繁殖期に6つがいから33羽生まれており、繁殖が盛んな状態が続いている。
また、10月以降、池にはキンクロハジロやオオバン、ホシハジロなどが飛来し、11月下旬までに11種99羽が確認された。
ほぼ例年通りの種類と数だが、10月下旬から11月初旬にかけては、同池では珍しいミコアイサが羽を休めていたという。
ミコアイサは、オスの全身が白っぽく、白装束をまとった巫女みこのように見えることから、その名が付いた。目の周りが黒く、「パンダガモ」とも呼ばれる。同池にいたのは若いオスという。
生態工房の佐藤方博まさひろさん(45)は
「かいぼりで水質が改善し、池に水鳥の餌が増えた。カイツブリの繁殖が盛んになったことに加え、ミコアイサが半月ほど滞在したことも、その影響かもしれない」
と話している。
都は水質改善と外来種駆除などを目的に2013、15、17年度の3回、井の頭池でかいぼりを実施。3回目は昨年12月26日から水抜き作業が行われた。
池は現在、ブラックバスが根絶するなど外来種が大幅に減り、水鳥の餌になるエビ類や小型魚などの在来種が増加している。
3回目の結果の詳細は来年1月27日、三鷹市公会堂で報告される。