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水中でも高強度のゲル開発 東大院工

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Tetra-PEG gelと名づけているらしい。"ソフトダイヤモンド"ゲルと言って四本の手を持った二種類の高分子が手をつなぐことによって大きな構造を作っており、その間に水を閉じ込める。
 
ダイヤモンドネットワークの正四面体構造の利用というのは、注目ですね。混ぜるだけのOne-pot反応もGood!
 
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架橋不均一性が殆どなく、局所的にみると高分子溶液的な構造です。また均一な構造であるために網目の鎖が非常に有効にネットワークを形成しています。均一であるから、力がかかった際に応力がうまく分散して、大きな変形でも壊れないゲルが作られているのです。地球上で一番固いダイヤモンドのような構造(正四面体構造)を作っていながら柔らかくて非常にタフなゲルです。まさに"ソフトダイヤモンド"と呼ぶにふさわしいゲル。
 
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水中でも高強度のゲル開発 東大、医療応用に期待

2014年2月21日 04時00分    東京新聞
 
水の中でも膨らんだり形が変わったりしない、高強度のゼリー状の物質(ゲル)を東京大のチームが開発し、21日付の米科学誌サイエンスに発表した。人工軟骨や人工眼球の素材に期待できるという。
 
 酒井崇匡・東大助教は「再生医療で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)やSTAP細胞などを体内に移植する際の土台に使えるかもしれない」と話している。
 
 ゲルは、化学物質の隙間に水が入りゼリー状に固まった物質で、成分の半分以上は水。
 
ソフトコンタクトレンズなど医療用に利用されているが、水中に長時間置くと変形したり、もろくなったりする問題があった。
 
(共同)

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