出資権名目で3100万円詐取容疑、大学生逮捕
2014年5月29日 00時39分 中日新聞
次世代のエネルギーとされる「メタンハイドレート」の採掘権購入をめぐるトラブルの解決名目で、愛知県豊田市内の無職女性(72)から3100万円をだまし取ったとして、県警豊田署は28日、詐欺の疑いで神奈川県伊勢原市沼目、大学生森谷直人容疑者(22)を逮捕した。
逮捕容疑では、昨年7月ごろ、女性に架空のメタンハイドレート採掘権の購入を持ち掛けた。
断られると、女性の持つ権利の購入を第三者が申し込み、このままだと「裁判になる」などとして、問題解決の費用を要求。
昨年8月28日から9月5日までに3回、女性宅を訪れ、計3100万円をだまし取ったとされる。
豊田署によると、
「だまし取ったことも、豊田に行ったこともない」
と容疑を否認している。メタンハイドレートの採掘権をかたった同様の事件で昨年9月に逮捕された松岡博志受刑者=当時(68)、詐欺未遂罪で懲役3年6月=の調べの中で、別の人物の関与が浮上。
金を受け取った時に女性に手渡した領収書の指紋から森谷容疑者に結び付いた。
meti.go.jp
blogs.yahoo.co.jp/yujiaibara/38913604