白鴎大「志願者大幅減、苦渋の決断」 法科大学院募集 15年度から停止
2014年6月27日 東京新聞
白鴎大(小山市)は二十六日、法科大学院の入学者募集を二〇一五年度から停止すると発表した。文部科学省によると、廃止を含めた募集停止は全国で二十校目。
白鴎大によると、法科大学院は〇四年に開設。一三年度までに百三十一人が修了し、うち二十六人が司法試験に合格した。
一方で最近の入学者は減少し、定員十六人に対して
一三年度は六人、
一四年度は四人
だった。
在学生は十一人で、全員が修了するまで授業は続ける。
奥島孝康学長は
「入試制度を改革し、教育内容や奨学金制度を充実させるなど、可能な限りの対策をとってきたが、志願者が大幅に減少しており苦渋の決断に至った」
とのコメントを出した。