通常のケータイで積層セラミックコンデンサは400個も使われており、テンポラリーに電気を蓄えたり、蓄電・放電で電流ノイズなどを除去したり直流Cutで交流を通したりと多岐にわたる。
なぜ今まで電極がNiであったのか?TDKのニッケル内部電極積層セラミックコンデンサは1997年度に第44 回大河. 内記念技術賞を受賞しているという。
100層も重ねるとPtやPdでは高価。ニッケルは安価であるが信頼性に欠けるので相当工夫したという。アメリカ企業はニッケル化に対応できず脱落。
pubs.iir.hit-u.ac.jp/admin/ja/pdfs/file/764
電池長持ちのコンデンサー、京セラが開発
2014.7.10 17:36 SankeiBiz
京セラは10日、スマートフォンなどの電池が長持ちする「積層セラミックコンデンサ」の新製品を開発したと発表した。
内部の電極に使う素材を従来のニッケルから銅に変えるなど工夫し、蓄えた電気が漏れて失われる「エネルギーロス」を世界最少にした。
鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)で7月から量産を始めた。生産能力は月10億個程度。
コンデンサーは、電子機器の電圧を安定させる主要部品。国内外で、スマホなど通信機器の部品メーカーに売り込む。
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