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STAPの悲劇は続く!

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野依の爺さんは、この期に至っても居座るのであろうか?実質のセンター長が自殺なのであるから、金食い虫のこの組織は閉鎖すべきである。ごまかしで再生実験などを主導するからこういう結果になる。
 
知りあいの大学教員も飛び降りが2人、心筋梗塞が2人と各分野でTopの研究者の自殺は実は多いのである。それ以外は肝臓疾患が1人、女性問題が2人、論文不正が1人で研究を去っている。私が研究Onlyでない理由も、この辺の反省からである。
 
私の場合でも院生らとのトラブルで腰痛に悩まされたものである。駐車場から5階居室まで這い蹲くばったこともある。こんなことでも心的なストレスは大変なものである。ましてや論文不正の渦中の笹井氏(52)のストレスは相当な過酷であったのであろう。3月の時点で辞任すれば良かったのであるが。
 

STAPの悲劇…理研に“追い込まれた天才”笹井氏
 
2014.8.6 05:03 Sanspo
 
会見した理研の加賀屋悟広報室長。自殺した笹井芳樹氏が3月に入院していたことなどを明かした=5日、東京都千代田区 (撮影・川口良介)
 
 STAP細胞論文問題の渦中にいた理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52)が5日、自らの命を絶った。
 
再生医療研究の第一人者は、なぜ死を選んだのか。
 
問題発覚後の3月にはストレスで入院していたほか、CDBの竹市雅俊センター長に辞意を申し出るなど、精神的に追いつめられていたようだ。
 
笹井氏は再生医学の分野で世界的な注目を集める研究者だった。1986年に京大医学部を卒業し、98年に36歳の若さで京大再生医科学研究所の教授に。
 
若手研究者時代から「論文執筆の天才」と称されるなど、将来を嘱望され続けた再生医療研究のエースだった。
 
 研究者の中には「(2012年ノーベル医学生理学賞の)京大の山中伸弥教授に劣らない日本を代表する研究者」と評価する声もあり「ノーベル賞候補」として、脚光を浴び続けてきた。
 
 しかし、STAP細胞論文に疑義が示されてから、輝かしい研究者生活が暗転した。3月に心的ストレスで約1カ月間入院。C
 
DBの男性研究者によると、一時回復したが最近はまた悪化していたという。
 
 CDBの竹市雅俊センター長は
 
「10日ほど前から研究員と科学的なやり取りができなくなったと聞き、
 
『休養が必要』
 
と家族に提案したばかりだった」
 
と明らかにした。
 
 また、竹市氏によると、笹井氏は3月に辞意を申し出ていた。竹市氏は
 
「STAP細胞の論文問題が調査中だったため(笹井氏は辞任を)思いとどまったが、本人は強い責任を感じていた」
 
と説明。その後も辞任をほのめかすような発言をしていたという。
 
 理研は当初、笹井氏らを6月にも懲戒処分する予定だったが先延ばしされていた。
 
「処分の先延ばしが一因では」
 
との質問に、理研の加賀屋悟広報室長は
 
「そういう一面もある」
 
と答えた。STAP細胞論文撤回後もなかなか責任の所在を明らかにしない理研の体質が、笹井氏を追い込んでしまったのか…。
 
日本分子生物学会の理事長を務める大隅典子東北大教授は
 
「研究不正で人が死ぬことはあってはならなかった。周囲が彼の心のケアに注意を十分払っていたのだろうか」
 
と断じた。
 
 CDBの別の男性研究者は
 
本人は周囲に『辞める』と何度も言っていたが、理研上層部が認めなかった。笹井氏を追い込んだ責任は大きい」
 
と唇をかんだ。
 
 
★自宅応答なし…
 神戸市にある笹井氏の自宅には数十人の報道関係者らが訪れた。呼び鈴を鳴らすなどしたが、応答はなく、ひっそりと静まり返っていた。
 
近くに住む無職の男性(77)は
 
「1カ月ほど前にあいさつを交わしたが、元気がない様子だった」
 
と話した。また、約10年前に笹井氏が京都から引っ越してきた際に「京都大学の教授です」と名刺を差し出されたことを振り返り、
 
「エリート街道をひた走ってきた人。(STAP細胞論文問題は)ショックだったんでしょう」
 
と語った。
 

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