継続的青色LED光 (460nm) の照射は網膜に障害を起し視覚障害をもたらす可能性。白色LEDの光を直視しているとその青成分で知らぬ間に目に悪影響が有るかもしれない(illuminum.cocolog-nifty.com/led_light/2005/02/post_5)。
これを逆に殺菌に応用か?
青色LEDには紫外線が少し入っているのか?水道水の紫外線殺菌もある。
逆に赤外線は不可侵測定が可能になり体の深部測定が可能である。
話は変わるが太陽光の水深依存性も面白い(blog.livedoor.jp/shu1161/archives)。
青色LEDでミカン抗菌
2015年3月5日 中日新聞
◆県果樹研究センターが取り組む
青色LEDの光を浴びるミカン。抗菌性が高まり、腐りにくくなると期待される=静岡市清水区で
青色発光ダイオード(LED)の光で、ミカンを腐敗から守る-。
青色発光ダイオード(LED)の光で、ミカンを腐敗から守る-。
静岡県農林技術研究所の果樹研究センター(静岡市清水区)がそんな実用的な研究を進めている。昨年、開発した日本人研究者らがノーベル物理学賞を受賞して注目を集めた青色LED。センターは県特産のミカンの品質向上に役立てようと、LEDの光を当てて抗菌力を高める試験を続けており、将来の実用化を目指す。
センターは二〇一三~一五年度の事業として、収穫したミカンを良い状態で貯蔵する技術を研究している。
試験では、県内で生産の盛んな品種「青島温州(あおしまうんしゅう)」を使用。農家は主に十一~十二月にミカンを収穫し、年明けの一~三月に出荷する。出荷までの間はそれぞれの貯蔵庫で保管する。
「収穫作業の際にミカンに傷がつき、貯蔵中にかびが生えることがある」
と、主任研究員の山家一哲さん(35)は話す。
米国で二年ほど前、青色LEDの光がオレンジの抗菌力を高めたという研究事例があり、センターはこれを参考に、ミカンに光を当てて腐敗を抑える研究に乗り出した。
現在、昨秋に収穫したミカン七百二十個を使って効果を検証しており、半分にはLEDの光を当て、残りの半分は光を当てずに貯蔵し、双方の品質を比べる。
木箱にミカンを敷き詰め、光を当てるグループでは毎日十二時間ずつ青色の光を照射。試験は一月に始め、三月下旬まで続ける。
センターは昨年も試験をし、山家さんは
「光を当てたことでかびの発生を抑える傾向が表れ、腐敗するミカンの発生率は通常の三分の一ほどに減った」
と振り返る。これから今年の結果と合わせて抗菌効果を確かめるほか、ミカンの糖度やクエン酸の含量、果皮の色合いも勘案してLEDの実用性を評価していく。
課題もある。昨年の試験では強い光を当てすぎて果皮がしなびたことがあり、これでは商品価値を損ないかねない。
また、現状では農家が実際に導入すると百万円以上かかるとみられ、収益に見合う低コストのLED装置が求められる。
山家さんは「メーカーとも協力し、効率的な照射方法を考えたい」と語る。二〇年を目標に、実用化にこぎ着けたい考えだ。
◆農業への「光」活用進む
LEDをはじめ、「光」を農業に活用する取り組みは広がっている。
その一つが、太陽光の代わりにLEDの光を使って野菜や果物を栽培する植物工場。
浜松市内では、ベンチャー企業のホト・アグリ(北区)がレタスなどを栽培する装置を開発。赤や青、白色のLEDの光を組み合わせることで、葉の大きさや色合いを整えることができ、効率的な栽培が可能になるという。
電磁波の一種で、可視光よりも波長が長い赤外光の活用も進む。
赤外光のうち、糖類に吸収されやすい波長の近赤外光をミカンなどに当て、糖度を測る技術は実用化されている。
県農林技術研究所の果樹研究センターはさらに一歩進め、近赤外光をミカンに当てて「β(ベータ)-クリプトキサンチン」の含量を調べる方法を研究。骨や肝臓の健康を保つ成分で、センターは国の機関とも連携し、精度の高い測定法の開発を目指している。
(西山輝一)
techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20100722/184385/?rt=nocnt
水深30Mでも黄色は結構入ってますね~。。。1023world.net/blog
橙、赤はさすがに弱いけど、でもゼロじゃぁ無い。
で、水深を増すごとに、400nm~500nmあたりが突出してくるのがお判りでしょうか?
しかも厳密には、420nmと450nmがツンツンしてるんです♪
しかも厳密には、420nmと450nmがツンツンしてるんです♪