愛知県立大で論文盗用
2015年5月21日(木)22時24分配信 共同通信 news.nifty.com
2015年5月21日(木)22時24分配信 共同通信 news.nifty.com
愛知県立大(同県長久手市)の文字文化財研究所が発行する年報の論文に、お茶の水女子大教授の著書などから約20カ所の盗用があったことが21日、県立大の調査報告書や関係者への取材で分かった。
県立大側は教授に謝罪し論文を取り下げた。研究所は年報発行をいったんやめ、新たに発刊した「紀要」の冒頭に「不適切な引用が多数された」と謝罪文を掲載。当時の所長伊藤伸江教授は「年報の回収など必要な対策は講じた」と説明した。
研究所によると、論文は女子学生が卒業論文として執筆し、指導教官が優秀だとして年報への掲載を推薦、第7号に載った。