ガーデンに100均のソーラーパネル照明を30個ほど竹にくくりつけて配置している。まるで蛍の群れのようで美しい。Kidsらが喜ぶこと間違いなし。エネルギーの勉強にもなる。
100均ショップでも....ドゥのソーラー照明が明るい。朝まで光っている。曇りの日でも結構充電しているようである。皆さんも窓辺で実験してみてはいかがですか。さて100個ほどに増やしてミニソーラー発電を楽しみましょうか。
小中高や大学での取り組みも面白いと思う。
ゴルフ場が発電所 メガソーラー 首都圏に10件
2013年6月21日 07時09分 東京新聞
東日本大震災後、ゴルフ場跡地などを活用し、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する構想が各地で進んでいる。
なかでも、バブル期にゴルフ場が乱立した首都圏は格好の立地条件。
持てあましていた広大な敷地を有効利用しようと、北関東を中心に誘致に向けた動きが盛んだ。 (山田雄一郎)
標高一、〇〇〇メートル、緑がまぶしい群馬県榛東村の八州高原。
その一角に昨年七月、発電を開始したメガソーラー施設「ソフトバンク榛東ソーラーパーク」が輝く。約一万枚の太陽光パネルが日差しを浴びてきらめくさまは、小さな湖のようだ。
ソフトバンクの子会社「SBエナジー」(東京都港区)が運営し、年間発電量は二百六十八万キロワット時。
一般家庭七百四十世帯の一年分に相当し、電力を買い取った東京電力を通じ村内に供給される。同村自然エネルギー推進対策室の中島由美子室長は「電気の地産地消だ」と喜ぶ。
一帯は、かつてゴルフ場「榛名カントリークラブ(CC)」だった。二〇〇四年末に経営難のため閉鎖。
起伏のある山林を切り開いた約三十ヘクタールの敷地を再利用する方法は、なかなか見つからず、雑草が生い茂るなど荒れ果てた状態だった。
村が、さまざまな利用策を検討する中で、目を付けたのがメガソーラー。
昨年三月、SBエナジーとの間で交渉がまとまると、半年もしないうちに発電が始まった。今後、村には毎年、売電収入の3%(四百万円程度)と固定資産税が入る計算だ。
ゴルフ場(跡地を含む)を転用したメガソーラー事業は現在、全国に約三十件。三分の一に当たる十件が首都圏に集中している。
バブル崩壊後、ゴルフ場を取り巻く経営環境は厳しい。東京からの利便性を背景に、各地で開発が進んだ群馬、栃木などのゴルフ場も例外ではない。
一般社団法人日本ゴルフ場事業協会(東京都千代田区)などによると、群馬県内では過去十年、破綻したり、経営者が代わったりしたゴルフ場は延べ五十件ほどあるという。
使い勝手の悪いゴルフ場跡地だが、広大な敷地と割安な地代は、メガソーラーにはうってつけだ。業界関係者は
「破綻したゴルフ場がいくつもあり、東京周辺に比べ地価も安い」
と指摘する。
既存の施設でも、ゴルフ場収入の足しにしようと計画が進む。老舗の鬼怒川CC(栃木県日光市)では、閉鎖した一部のホールを使い、北関東最大級の施設が一五年春ごろに稼働する予定だ。
泉秀夫専務(63)は
「松の木が枯れ、台風で橋も流されたホールの有効活用を考えた。地代と売電で安定収入を確保できる」
と期待する。
<メガソーラー> 出力が1000キロワット以上の太陽光発電所。建設期間が比較的短く済み、二酸化炭素(CO2)の排出削減に効果がある。
欧州を中心に導入が進み、国内では福島第一原発事故後、ソフトバンクの孫正義社長が「自然エネルギー協議会」を発足させ、休耕地を利用した建設計画を打ち出し、注目された。