大な実験というか、中国災害の凄まじさです。中々、危険物などの試薬量を正確に報告するのは難しいことです。専門の事務官が研究室に必要になりますが、今は院生にまかせるしか教員としては手はありません。
2015年08月24日(月) 近藤 大介 gendai.ismedia.jp/
○運抵庫:
硝酸アンモニウム、硝酸カリウム、シアン化ナトリウム、Pフェニレンジアミン、ジメチルアニリン
○重箱区:
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化チタン、ギ酸、酢酸、ヨウ化水素、メタンスルホン酸、炭化カルシウム
○中転倉庫:
硫化水素ナトリウム14t、硫化ナトリウム14t、水酸化ナトリウム74t、無水マレイン酸100t、ヨウ化水素7.2t
○危険化学品1号倉庫:
硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、珪化カルシウム、ペンキ630ケース
○危険化学品2号倉庫:
硫化ナトリウム、メタンスルホン酸、シアノ酢酸、アルキルベンゼンスルホン酸
○通路:マッチ10t、珪化カルシウム94t
これだけの危険物が、12日の晩に一気に爆発したのである。
まさにこの世の地獄絵だ。
その跡地には、サッカースタジアムの半分くらいの「毒ガス池」ができ、危険なので人民解放軍が周囲に築いたという1mくらいの高さの堤が映っていた。