今年の五月は雨が続いている。大型スイセンも咲き始め、ツグミの群れが野原を闊歩し、風も吹き柳青のヤナギの木々も揺れている。
山の作業小屋の谷地にホオノキが自生している。花は大きく白い、集合果の赤のグロテスクさも驚きである。
genkinomori.jp/15-forest/2011/H23-09/20110904F103
最近まで名も知らなかったとは情けなしである。学校ではもう少し身近なことを教えてもらいたい。子供には太陽系だの性教育などより回りの花木の名や山々の名の方が重要であろう。
天動説、地動説などよりもよほど重要である。さてこのホオノキに抗菌成分が見出されているらしい。漢方薬の半夏厚朴湯にホオノキ成分が入っているらしい。
*厚朴には、抗菌作用、鎮痙作用、健胃作用などがあります。漢方として収斂(組織を引き締め作用)、利尿、去痰の目的に胸腹部膨満感、腹痛、咳などに使用。
厚朴にはアルカロイドのマグノクラリン、精油のマキロール、ホオノキオール、マグノロールなどが含まれる。
厚朴のマグノロールには大腸菌、黄色ブドウ球菌などの増殖を抑える働きが報告されています。またマグノロールとホオノキオールには中枢性筋弛緩作用が認められる。
(mental.ai-health.net/kanpouyaku111)
Magnolol
krauthammerlab.med.yale.edu
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