真田信繁直筆の書状発見 署名入りで最古か
2016年6月18日 09時42分 中日新聞
NHK大河ドラマ「真田丸」の主人公で戦国武将の真田信繁(幸村)の直筆とみられる書状が、真田家ゆかりの長野県上田市で見つかっていたことが18日、分かった。発見した清泉女学院大(長野市)の玉城司客員教授(63)は「現存する直筆文書の中で、信繁という署名が確認できる最古の史料」としている。
玉城氏が同日までに発表した。
玉城氏によると、書状は豊臣秀吉が北条氏を滅ぼした小田原合戦があった1590年のもので、信繁は当時20代前半だったとされる。
戦で活躍した武将宛てに「安中」という姓と、領地などを与える旨が記されている。
(共同)