木星探査機、軌道で初画像 NASA、8月に接近へ
2016年7月13日 16時50分 中日新聞
【ワシントン共同】
米航空宇宙局(NASA)は13日、木星周回軌道への投入に成功した無人探査機「ジュノー」が、軌道上から初めて撮影した画像を公開した。
8月末には再び木星に接近し、はるかに高解像度の画像撮影に挑む予定だ。
ジュノーは4日に細長い楕円軌道に入った後でいったん木星から離れるように飛行。
10日に約430万キロの距離から搭載カメラで撮影した木星は少しぼんやりとした姿だが、特徴的なしま模様や大気に浮かぶ巨大な赤い斑点、周囲を回る衛星イオとエウロパ、ガニメデが捉えられている。
木星の近くは強烈な放射線が飛び交っており、機器に悪影響を及ぼす懸念もあった。
3ders.org/articles/20160705-juno-the-first-spacecraft-to-fly-3d-printed-titanium-parts-successfully-enters-jupiters-orbit