1次関数がキライなKidsはschoolhmath.blogspot.jp/2011/12/blog-post のような過剰な数式をとても嫌う(私には過剰とは思えないが?)。教えている私塾の老先生の影響である。とても便利ではあるが魔術的なライプニッツ流代数を好まず(古代バビロニアのディオファントスは好き!)。ニュートン流のMathが好きらしい。
Kidsは古風なEuclid流の幾何過剰もきらいだが代数過剰も嫌である。ビジュアル好きなのである。
複素数も陰気臭いドイツ数学の雄であるガウスのa+bi表示を嫌う。複素数は座標なのであるからハミルトン流の(a, bi)表示が好きなのだ。これでは学校数学が嫌いになるわけだ。
虚数に大小はないという教師の言葉を真に受けないKids。原点を中心に放射上にある点の大小はあると言い張る。絶対値の大小だ。
そんなKidsもGrapesの登場で写像 conformal transformationという概念にとてもご執心である(Grapesのオプション画面で複素数画面にするのみでKidsの思いのままの写像が得られる。)。まずは「z = 3 + 3iの写像10/zを描いて喜んでいる。
青マルの上下線が赤の円になるのがとても面白いと老先生に問いかける。直線の逆数写像は円だから三角形は?とさらに進める老先生。
円は偉大だから逆写像でも円?
Kidsは調子にのって次から次へと展開するようである。
Cardioid曲線他
最後は2つの複素数z1(a,bi)とz2(c,di)の積z1・z2[(ac-bd) 、 (ad + bc)i]を使った鉄道路線図で遊んで終了へ。