大変な執念ですね。４ヶ月も河川敷を捜索とは！
ただ１人不明の大学生か、両親の執念で捜索再開
news.tbs.co.jp/
両親の強い思いが届いたのでしょうか。
７１人が犠牲となった熊本地震で、ただ１人、行方不明となっている大学生の捜索現場で、人の体とみられる一部分と衣服が見つかりました。
「そこにいてくれて・・・ 残念なんですけど、よかった」
（行方不明者の父 大和卓也さん）
地震で崩落した橋の近くを車で走っていて行方不明になったとみられる大和晃さん（２２）の捜索は、６月１日にいったん打ち切られました。
それでも、晃さんの両親は手がかりを求めて河川敷を歩き続け、先月下旬、川の中で岩に挟まれた車体の一部を発見しました。
両親の執念を受けるかたちで熊本県などが９日、２か月ぶりに捜索を再開し、１０日午前１０時すぎに、車の中から「人の体とみられる一部分」を「衣服」と一緒に確認しました。
熊本地震の発生から来週で４か月、両親は、その捜索を近くの崖の上で見守っていました。
「やっと自分たちの願いがかなって、晃を家に連れて帰れる」
「やっと自分たちの願いがかなって、晃を家に連れて帰れる」
（晃さんの母 大和忍さん）
ただ、川の流れや土砂に阻まれて車の引き上げは難航し、午後４時には、夕立を警戒して１０日の捜索を終了しました。捜索は１１日朝から再開される予定です。
（10日18:02）