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新種カメムシ、東大駒場に

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新種カメムシ、都心の東大に=皇居並みに自然豊か
 
時事通信 12月25日(水)19時26分配信     headlines.yahoo.co.jp
 
 東京都心部にある東京大駒場キャンパス(目黒区)で新種の小さなカメムシを発見したと、東大大学院総合文化研究科の石川忠特任研究員や米自然史博物館の安永智秀特別研究員らが25日、発表した。
 
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 カスミカメ科のクロツヤチビカスミカメ属に分類され、学名は「コマバヌス」、和名は
 
「エドクロツヤチビカスミカメ」
 
と名付けられた。論文はオランダの昆虫学会誌に掲載された。
 
 研究グループで約1年間、駒場キャンパスのカメムシ類の採集を続けたところ、計114種が確認された。このうち6月にアカメガシワの木の花で採集した1匹が新種だった。
 
雌の成虫は大きさが2.5ミリ程度で、全体的に黒いが、触覚や脚に黄色っぽい部分がある。
 
 東大の伊藤元己教授は
 
「研究者が身近な場所にいる昆虫を徹底的に調べることは少ない。駒場キャンパスのカメムシ類は皇居に匹敵するぐらい多様で、自然環境が豊かと分かった」
 
と話している

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