さよならニャン、ツシマヤマネコ「マナブ」死ぬ 京都市動物園
2017年03月02日 22時50分 京都新聞
京都市動物園(京都市左京区)は2日、国天然記念物で絶滅の恐れが高いツシマヤマネコの雄「マナブ」が死んだ、と発表した。
2歳9カ月だった。
動物園によると、園で飼育する4匹のうちの1匹で、2月28日午後1時半に死亡を確認。
今後死因を特定するが、1歳だった2015年5月に拡張型心筋症と診断され、その後は先天性心疾患と診断されていた。
マナブは長崎県佐世保市の動植物園で生まれた。繁殖が期待され、福岡市動物園の雌「メイ」とともに15年1月に来園した。
ツシマヤマネコは長崎県対馬市内だけに生息。
交通事故や生活環境の悪化などで生息数が減少し、環境省のレッドリストでは絶滅の恐れが極めて高いとされる「絶滅危惧IA類」に分類されている。
野生は現在、70~100匹程度と推定され、全国10施設で32匹が飼育されている。
ツシマヤマネコの来園について
2015年01月09日 (金) www5.city.kyoto.jp/zoo/news/20150109-13632
この度,環境省によるツシマヤマネコの保護増殖事業の一環として,ツシマヤマネコ2頭が福岡市動物園(福岡県)から来園しますので,下記のとおりお知らせします。
記
1 来園予定日
平成27年1月15日(木曜日)
1 来園予定日
平成27年1月15日(木曜日)
2 公開について
来園する個体については,非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で繁殖を目指すため,御覧いただけません。
※ ツシマヤマネコについては,もうじゅうワールドで「ミヤコ」(メス・12歳)を展示しています。
zoo.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/646