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「チョコ菓子の合成着色料やめて」 

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合成着色料子供のADHAの関係は疑われてはいた。そもそも着色料専門家の我々さえ手につけることさへ忌避していた。実験の下手な先輩(東大教授になったが!KCNに汚れていたガラス器具をクロム酸混液につけ倒れていたのを発見したのは誰であるか!)は手を青赤にしていたが!
 
最近のFDAは情けないからねー。
 
「チョコ菓子の合成着色料やめて」 米国で署名運動
 
2014.01.08 Wed posted at 16:19 JST (CNN)
 
 米国の消費者団体が米食品メーカー大手マースに、同社のチョコレート菓子「M&M’S」(エムアンドエムズ)に合成着色料を使用しないよう求める運動を展開し、7日の時点で14万2000人の署名が集まっている。
 
菓子などに含まれる合成着色料を巡っては、子どもの注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状を悪化させる可能性が指摘されてきた。
 
運動を率いるレネー・シャターズさんの息子のトレントン君は、数年前に合成着色料を排除した食生活に切り替えたところ、情緒や注意の持続に大きな改善がみられたという。
 
エムアンドエムズはトレントン君の大好物だった。
 
同社が米国内で販売するエムアンドエムズには合成着色料が入っているが、規制の厳しい欧州向けのエムアンドエムズには天然由来の着色料だけが使われる。
 
シャターズさんは米国でも合成着色料なしの商品を売ってほしいと呼び掛けるため、消費者団体の「公益科学センター」(CSPI)と協力して、キャンペーンサイト「チェンジ・ドット・オーグ」での署名運動を始めた。
 
欧州では、2007年の英国の研究で
 
「合成着色料や保存料を与えた子どもはわずかに多動傾向が増す」
 
と報告されたことを受け、合成着色料の入った食品に
 
「子どもの行動や注意力に悪影響を及ぼす恐れがある」
 
との警告表示が義務付けられた。
 
多くの食品メーカーは表示を避けるため、自主的に天然着色料に切り替えている。
米国の食品医薬品局(FDA)は、
 
「ADHDなどの障害を持つ一部の子どもが合成着色料を含む添加物などを摂取することで、症状が悪化することがある」
 
と認める一方、症状の悪化は成分そのものに神経毒性があるためではなく、こうした子どもたちが体質的に、添加物などに対して過敏な反応を示すためだとの立場を示す。
 
これに対してCSPIのマイケル・ジョンソン事務局長は
 
「FDAは国民の健康を守るために着色料の使用を禁止するべきだ」
 
と主張。同時にメーカー側も、安全な天然着色料への切り替えを積極的に進めるべきだと話している。

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