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『抗凝血薬』のワルファリン v.s. 納豆菌

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生化学(解糖系の話すら最近はグルコースが出すぎで嫌になる!)、特に医学の話はどこまで本当なのか注意して聞かねばならない。Wikiによると抗凝結作用のWarfarinは、殺鼠剤としても用いるという。
 
こういう話は自分で実感しなければ有効性が分からないことが多い。納豆は苦手な食材である。自分の経験では消化が悪く腹に良い作用がない。
 
イメージ 2ワルファリンカリウムが医薬品として使われ、商品名はワーファリン。投与方法は経口(内服)のみ。
 
作用機序
ビタミンKエポキシドレダクターゼのC1サブユニット(VKORC1)に結合能を持つ
 
ビタミンKと競合阻害する。
 
これにより前述の凝固因子らの生合成を抑制し(総量で30 - 50%低下し、生物活性も10 - 40%低下する)、その結果として血液の凝固を妨ぐ。
 
ワルファリンの抗凝固作用は第II因子(プロトロンビン)の活性低下によるところが大きいと考えられている。
 
効果は凝固因子の生合成によるため実際の効果発現に3 - 4日かかり、内服中止しても4 - 5日効果が継続する。
 
doctorlib.info/pharmacology/manual/31
イメージ 3
 
イメージ 4
 
 
 
 

 健康によい発酵食品・納豆 特定の薬とセットで逆効果も
 
  2017.05.18 16:00  news-postseven.com
 
 健康によい発酵食品というイメージが強い納豆。それが特定の薬と“セット”になると、かえって健康を害しかねない。薬剤師の堀美智子氏が解説する。
 
「脳塞栓症の予防などに広く使われる『抗凝血薬』のワルファリン(Warfarin)を飲む前後に納豆を食べると、薬効が大幅に低下するのです。
 
ワルファリンは血液を固まりやすくするビタミンKの働きを阻害することで、血栓ができるのを防ぎます。
 
イメージ 1
 
ところが、納豆菌は腸内で大量のビタミンKを生み出す働きをするため、食べるとその分だけワルファリンの作用が弱まってしまいます」
 
 日常的によく食べる食材が薬の成分や作用に悪影響を及ぼす例はいくつも存在する。
 
 製薬メーカーが薬の効能や副作用などを示す「添付文書」の中には、「相互作用」の項目がある。そこには同時に服用すると悪影響を及ぼす食材についても記されている。市販薬でも同じである。
 
しかし、
 
「残念ながら多くの人が説明を読んでいなかったり、リスクに注意を払っていないのが実情」
 
(前出・堀氏)だ。
 
※週刊ポスト2017年5月26日号

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