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うつ病改善、鍵となる物質Teprenone特定

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怪しげなシュタイナーさんの言う通りですね。頭が異常な場合は胃腸を疑え、腹が妙な時は頭を疑えというご宣託。
 
chem.nlm.nih.gov
イメージ 1
 
イメージ 2 「セルベックス」(Selbex)という薬のジェネリック。医薬品テプレノンTeprenone((5E,9E,13E)-6,10,14,18-Tetramethylnonadeca-5,9,13,17-tetraen-2-one)は胃を守る物質(防御因子)を増やす作用。胃腸イメージ 3粘膜に粘液成分を増加させて胃酸やペプシンの攻撃から保護するとともに、潰瘍をおこした組織の治癒を積極的に促進させる作用をもつ、消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)の防御因子増強剤という。

 うつ病改善、鍵となる物質特定 マウス実験で岡山理科大など
 
   2017年6月1日 03時00分           中日新聞
 
 うつ病を改善させる鍵となるタンパク質を、マウスを使った実験で特定したと、岡山理科大などのチームが31日付の米科学誌電子版に発表した。
 
 このタンパク質を増加させる薬剤をマウスに投与すると、症状が改善することも確かめており、新たな治療薬としての活用が期待できるという。
 
 チームは、ストレスを与えてマウスをうつ状態にすると、脳内でHSP105というタンパク質が減少することに着目。
 
 テプレノンという胃薬にはHSP105を増やす作用があり、マウスをうつ状態にしながら投与するとHSP105が増加し、その後、うつ症状が改善した。
 
(共同)

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