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榎本武揚の流星刀

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古代エジプトのツタンカーメン王の短剣が、隕石由来であるという。蛍光エックス線分析で判明。榎本はロシア滞在中に隕石で作った刀をみたとある。
 
 
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隕石で作った「流星刀」奉納…小樽・龍宮神社
 
 2017年06月22日 07時55分 読売
 
 隕石に含まれる鉄を使って明治時代に作られた希少な日本刀「流星刀」が、小樽市の龍宮神社に奉納された。
 
 流星刀は、旧幕臣で北海道開拓にも貢献した榎本武揚(1836~1908年)が私財を投じて作らせた刃渡り約19センチの短刀だ。
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家宝として大切に保管してきた、ひ孫の隆充さん(82)(東京都在住)が、武揚が創建した同神社に託すことにした。
 
 科学技術に通じていた武揚はロシア公使在任中、同国で隕石で作った刀を見る機会があり、自分も作ってみようと、富山県で発見された隕石を購入。
 
依頼を受けた刀工が1897年(明治30年)、隕石から鉄を取り出し、大小計5本の刀を作った。
 
1本は皇室にも献上されたという。武揚はこの件を論文にまとめ、学術誌に寄稿している。
 
 流星刀は20日に奉納され、本間公祐宮司(50)は
 
「榎本公の命をお預かりするつもりで、大切に保管したい」
 
と語り、一般公開は行わないという。
 

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