大豆になる前のおいしい枝豆を今年も沢山植えた。山バトが狙っているので寒冷紗をかける手間がいる。KidsにMathを教えている山奥の老先生の好物である。種は黄色と黒があるが、京都で黄大豆栽培が生産されていないとは!
京都の黄大豆、学生が再興 地産地消へ食品化目指す
2017年06月22日 15時43分 京都新聞
京都産業大の学生グループが京都市左京区静市静原町で、京都市内の大豆問屋と地域住民の協力を受けて京都産黄大豆の栽培に取り組み始めた。
京都を代表する豆腐や湯葉などの原料を府外の大豆に頼っている現状を打開して、京都産の大豆を新たな静原ブランドに育てようと畑で農作業に励んでいる。
学生による「みらい発信局おむすび-静原応援隊」は、静原の地域おこしのために畑を借りて農産物を作っている。
京都産の黄大豆が、高値で取引される黒大豆に押され府内ではほぼ生産されなくなっている中で京都の大豆業者やみそ、豆腐店が地元産大豆の栽培を始めたと聞いた学生たちは、地産地消で京の食文化を広げる理想に共感。
昨年から南丹市で地元産黄大豆の再興に取り組む大豆問屋、北尾吉三郎商店(右京区)の北尾吉太郎さん(90)に栽培を願い出た。
学生たちが栽培する黄大豆は豆腐に適した品種「オオツル」で、10月下旬に収穫する予定。
採れた大豆は、加工食品にして静原ブランドの商品として売り出す予定という。
今月中旬に約20人の学生が参加して大豆の植え付けを終えた。同隊隊長を務める経営学部2年の平田拓夢さん(19)は
「京都の食文化を代表する豆腐や湯葉を地元産の大豆で作りたいという北尾さんの話を聞き、感銘を受けた。黄大豆を作ることで静原の魅力を発信していきたい」
と話している。
学生の依頼を受け、植え付けを指導した北尾さんは
「若者が中心となって京都産の大豆を引き継いでくれるのはとてもよいことだ。コメは主食で必要と分かってくれるけれども、しょうゆをはじめ、やはり和食には大豆がないといけない。ぜひとも頑張って成功してほしい」
と期待している。
marukawamiso.com/spec/soybean-different
黒大豆