電柱に超薄型ディスプレー 中部電、愛知・豊田で実験へ
2017年8月16日 17時58分 中日新聞
中部電力は、電柱に超薄型ディスプレー「電子ペーパー」を取り付け、行政情報などを配信する実証実験を10月から愛知県豊田市で始める。
公共の場にある電柱を、災害時の避難誘導といった地域密着の情報をタイムリーに伝える媒体にする。
電子ペーパーは、書き換えが自由で消費電力が少ない利点と、屋外でも読みやすいという紙の特長を併せ持つ。
インターネットに接続し
「数十秒単位で情報を入れ替えることも可能だ」
(中部電担当者)。
今回使う電子ペーパーは縦69センチ、横39センチで、風雨から守るためケースで覆い、電柱の地上約3メートルの高さに看板のように取り付ける。
(共同)