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「科学のまち」つくば、「恩恵感じない」過半数

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イメージ 1東京からのアクセスが不便で荒涼として科学町砂漠のような感じである。まるで成田国際空港のよう。KEKから食事にでかけるのに自転車でクモの巣を除けながら町に出る。
 
「科学のまち」つくば、「恩恵感じない」過半数
 
  2018年01月17日 16時57分      読売
 
茨城県つくば市は、今年度に実施した市民意識調査で、「科学のまち」に恩恵を感じることがあるかどうかを初めて尋ねたところ、「あまりない」を含め、「ない」と答えた人が50・4%と過半数を占めたと発表した。
 
 市の担当者は
 
「予想しない結果。市民にどうアピールしていくかが今後の課題」
 
と話している。つくば
 
 意識調査は2005年度から1、2年おきに実施しており、今年度は昨年8月に、18歳以上の男女3000人を対象にアンケートを郵送し、44・9%に当たる1347人が回答した。
 
 科学のまちに恩恵を感じる人は
 
「どちらかといえばある」が22・0%、
「ある」は14・8%
 
で、4割に満たなかった。
 
回答は「あまりない」が最多の26・9%を占め、「ない」は23・5%だった。市の中心部では「ある」と答える人が多く、周辺部では「ない」と答える人が多い傾向があった。
 
 担当者は
 
「中心部は研究職の人や、子どもを通じて科学に触れる機会がある若い世代が多い。つくばエクスプレス沿線が開発の中心で、その影響もあるのでは」
 
と分析している。
 
 このほか、つくば駅周辺の活性化に必要な取り組みを問う質問では、「商業施設の誘致」を挙げた人が前回15年度の調査から20ポイント増えて28・7%と、最多になった。
 
同駅近くの西武筑波店が昨年2月に閉店するなど、中心市街地の空洞化への不安が高まっていることが影響したとみられる。
 

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