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阪大、京大の入試問題ミス

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大学入試など基本的な問題で充分。奇をてらうとミスにつながる。殆どの受験生が解けない問題など意味はない。T大でも反省して最近は愚問・難問を出さなくなってきた。雑問で良いではないか。基本の問題でも選抜はできるのである。
 
昔は出題委員や監督担当でも10万円前後の手当てがあったが、今では殆どない。やる気が失せる原因でもある。
 
また独法化や団塊世代前後の教員が殆どいなくなった帝大では、かなりのレベルの低下が進んでいるのも一つの要因であろう。入試問題専門の教員らの教養部廃止にも問題あり。
 
ただ一題50万円の有名私大入試問題となると、かなりの労力を使って作る。地方の私大では一題5万円が相場である。
 
また春の他校講義も50万円ほどの小遣い稼ぎになる。
 
研究分野でも阪大、京大は勇み足が多い。これがデーター捏造につながる。自分の仕事でもないのに論文に名を連ねて数を稼ぐのも関西系大学の特徴である。35歳で論文数100は異常でもあり、不可能である。
 
しかし、この論文数の多さに愚昧な人事委員会は目くらましで、関東以北の旧帝大の教授職を席巻されているのが現状であろう。
 

ならではの難問、作成も困難 京大、阪大に続き入試ミス
 
2018年02月02日 11時00分 京都新聞
 
 大阪大に続いて、京都大も昨年の一般入試2次試験の物理で出題された音波に関する問題で1日、ミスを認めて会見した。なぜ大学入試でミスが続くのか。
 
大学関係者や予備校からは、高校と大学における教育内容のギャップや、難関大であるがゆえに求められる挑戦的な問題がその背景にあるとの声が聞かれる。
 
 音波の伝わり方などを計算する際、高校では、空気の粒が動く向きや速さを示す「変位」に着目して解くことを主として教えているが、大学の授業では、空気の「圧力」の変化を考えさせるのが一般的とされる。ミスがあった京大の問題では、音波が干渉して弱め合う条件を求めさせていたが、京大で2次試験の作問にも関わったことのある教員は
 
イメージ 1「音波は『圧力』で考えるのが大学研究者にとって常識。それなのに、慣れない『変位』を使って解かせる問題を作らなければならない。
 
さらに京大ならではの面白い問題を作ろうとすればするほど、ミスの危険性も高まってしまう」
 
と話す。
 
 物理においては、大学では数学の微分積分を駆使して問題を解くのが一般的だが、高校では微分積分を使った解法は用いない。
 
他の教科においても、大学と高校では教育内容がかけ離れていることが多く、大学教員が無理に高校生に合わせて試験問題を作るためにミスが起きやすいとの指摘もある。
 
 ミスのあった京大の選択問題に対しては、予備校も疑問の目を向ける。
 
河合塾は、一般的な高校生の立場で解答するという前提に立って昨年の試験直後から一つの正解例を発表してきたが、
 
「一つの解答を選ばせる入試問題の出題としては、もう少し設問の設定に配慮が必要だった」
 
との見解を示す。
 
阪大と京大の両大学にミスを指摘した予備校講師の吉田弘幸さん(54)は
 
「大学入試はその大学の個性の表現でもあるので、学内で責任を持って作るべきだと考える。ただし、ミスが全く起きない訳ではない。外部からの指摘をしやすくするためにも、京都大など各大学は試験実施後の早い段階で解答例を示すべきだ」
 
と話している。
 
 ■解答公表すべき
 
 元文部科学省官僚の寺脇研・京都造形芸術大教授の話 出題ミスはどこでも起こり得る。しかし、京都大が解答を公表していれば早期に発覚して影響をもっと小さくできたのでは。大学のポリシーなのかもしれないが、防止策として情報公開は必要ではないだろうか。
p.s.大学教授の給料が1,200万円といっても、税金、経費に消えて実質は年収500万円程度しかならない。ボーナス時には金が足りなくて貯金を崩すことになる。小中高の先生や助教、事務の方が実は裕福ということもあり得るのである。
 
資料
 
 newsweekjapan.jp/stories/carrier/2018/02/post-9455.php
 
 
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