光に甘く香る満開しだれ梅 鈴鹿の森庭園
2018年3月15日 中日新聞
鈴鹿市山本町の鈴鹿の森庭園で、しだれ梅が見頃を迎えている。十四日夜、ライトアップされ暗闇に浮かぶ満開の花が甘い香りを漂わせ、大勢の来場者を楽しませた。
鈴鹿山脈を西方に望む庭園では約三十種二百本の梅の名木がある。
同園を運営するアカツカグループの松葉谷佳彦さん(61)によると、今年の開花は例年より遅めで、見頃は今月下旬ごろまで。
会員制交流サイト(SNS)で見頃と知り訪れた多気町の会社員坂口仁美さん(28)は
「初めて来て感動した。昼も来たい」
と写真映えする風景にカメラを向けていた。
営業は今月末まで。
入園料はいずれも税込みで中学生以上千五百円、小学生七百五十円、未就学児は無料。
営業期間後半は開花状況により値引きされる。ライトアップは午後六時から午後九時の閉園まで。