春なのに、箱根は銀世界…積雪なんと28センチ
2018年03月22日 10時25分 読売
春分の日の21日、神奈川県内では低気圧の影響で、箱根町で30センチ近くの積雪を記録するなど各地で雪が舞った。
横浜地方気象台などによると、箱根町で28センチの積雪を観測。横浜市でも1センチの積雪があった。
横浜市では最低気温0・9度を記録し、真冬並みの気温となった。
雪の影響で、自動車専用道路の「箱根新道」などが通行止めとなったほか、箱根登山鉄道の電車は積雪による倒木のため、日中の約5時間、運行を見合わせた。
箱根町の大涌谷では雪で箱根ロープウェイが運休した影響もあり、観光客はほとんど訪れなかった。
川崎市多摩区の日本民家園では、展示されている古民家の屋根に雪が積もり、幻想的な風景が広がった。
園によると、合掌造りなどの屋根が真っ白に染まって、写真愛好家たちがこぞってカメラを向けていたという。