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ソメイヨシノの北限は美唄か

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寒冷地でもツバキやサザンカ、柿、茶などを育てたいと研究中である。山のガーデンはエゾ桜が来週、ソメイヨシノは再来週であろうか。今週はクロッカスが終わり、小型水仙テータテートが全盛、中型スイセンが咲いて来た。
 
ユリの芽も出てきた。ヤマモミジの葉やシラカンバの葉も展開してきた。忙しく目まぐるしい季節の到来である。
 
若い女性が赤いエキナセアを種から育てたいという。話を聞くと私の花畑の赤い情熱的な花に心引かれたという。どうも赤の巨大ダリアのことであるらしい。
 
 
北限彩るソメイヨシノ 美唄・東明公園
 
05/03 05:00    hokkaido-np.co.jp
 
イメージ 1満開の木もあり、見ごろを迎えている東明公園のソメイヨシノ=2日午前
 
【美唄】市内の東明公園で、約千本あるソメイヨシノが見ごろを迎えている。
 
観光客が次々と訪れ、咲き誇る花を楽しんでいる。
 
北限のソメイヨシノ群生地として知られる園内には計1600本のサクラがある。
 
ソメイヨシノは2日時点で、7~8分咲き。
 
旭川市の佐藤明美さん(25)は
 
「初めて来ました。並木がすごくきれい」
 
と話した。見ごろは今後1週間ほど続く見込み。(石橋治佳)
 
 
 北限の桜を守り育てる 北海道・美唄、高齢化で有志5人に減少
 
2016/5/23 11:53   Nikkei
 
 北海道美唄市の東明公園はソメイヨシノ群生地の北限とされる。1346本の木々を守り育てようと、地元で植樹や木の剪定を続ける「森会」の事務局長、平野豊明さん(76)は
 
「自分の触れた木には愛着が湧く。いつまでも残したい」
 
と、他のボランティアとともに手入れを続けている。
 
 「うれしいね。たくさんの人に木を見てもらえるんだから」
 
平野さんの口元がほころぶ。美唄観光物産協会によると、満開を迎えた5月7~8日には約1万6千人が訪れた。
 
広さ33.5ヘクタールの公園内の桜は、他品種も含めると2千本に上る。
 
 美唄市郷土史料館によると公園は1963年に開かれた。同年、市は炭鉱の衰退による経済の冷え込みから非常事態を宣言。
 
公園建設は失業対策でもあった。
 
いつからソメイヨシノがあるのかは不明だが、66年ごろ、花見の名所にしようと観光関係者が桜を植樹したとの記録が残っている。
 
 ソメイヨシノは寒さに弱い上、美唄一帯は表土が薄く、水はけも悪いため病気になりやすい
 
平野さんは公園を管理する市とともに、毎年春秋の2回、枯れ枝の剪定や病気の木の手当てを続けている。
 
 「弱ってるな」
 
樹皮の剥がれた幹を見つめる平野さんの視線は鋭い。
 
かつて化学メーカーで勤務し、炭鉱の発破に使う爆薬の生産も手がけた。
 
植物との縁は、定年後に立ち寄った樹木医の市民講座に参加してから。
 
「呼吸から家まで、木なしに生活できないと気付かされた」
 
恩返しのつもりで木の手入れにのめり込んだ。
 
 講座の樹木医とともに99年に森会を発足。
 
当初40人近くいた会員は、高齢化が進み5人ほどに。
 
桜も老い、咲きぶりの落ちる年も増えたが、活動に共鳴して土壌を寄付する市民もいる。
 
「町が変わっても木は残る。一生続けたい」
 
今も新たな仲間を募っている。
 
〔共同〕

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