オクチノキサート(メトキシケイ皮酸オクチル)
ハワイ、日焼け止めの販売禁止へ サンゴ対策、3500種類以上
2018年7月4日 13時17分 中日新聞
【ホノルル共同】
米ハワイ州のイゲ知事は3日、サンゴ礁への有害性が指摘される物質を含んだ日焼け止めの販売や流通を禁じる法案に署名した。
イゲ氏によると、世界初の試み。2021年1月1日に発効する。
イゲ氏は署名後「ハワイの岩礁を守るための小さな一歩にすぎないが、取り組みを続けたい」と述べ、海洋汚染対策に力を入れる考えを示した。
販売禁止となるのは、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」が含まれる日焼け止め。
医師の処方によるものは対象外。
観光客が持ち込んだ日焼け止めは規制できないが、同州はサンゴ礁への有害性を伝えていきたいとしている。