西日本と同じ上空5000mの気流の流れのためであるが、こちらは海洋性で湿り気が多い。一方、ギリシャは乾躁のサハラ砂漠の空気が流れ込んでいるようである。同じ熱波でも湿度が違う。
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風光明媚なエーゲ海のMatiは熱地獄の様相である。
山裾ではギリシャ文明の憧れを思い出させるが薄紫色のマローが今、暑い草原の風に揺れている。
ギリシャ山火事、74人死亡 180人超負傷、熱波で
2018年7月25日 00時13分
【アテネ共同】
ギリシャ首都アテネ近郊で23日、大規模な山林火災が起き、消防当局者は24日、少なくとも74人が死亡したと明らかにした。
ロイター通信が伝えた。負傷者は180人以上で、死傷者はさらに増える恐れがある。同国では熱波により、各地で山林火災が起きているという。
大規模火災はアテネの東約30キロにあるエーゲ海沿いの避暑地マティなどで発生。
当局は観光客や地元住民に近くの海岸に逃げるよう呼び掛け、さらに船で避難させた。
マティはホテルやレストランが並び、当時多くの人でにぎわっていた。