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甲賀産「朝鮮ニンジン」に挑戦、75歳

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年をとり、早めに職を辞し、何か新しいことにチャレンジするのは、人の務めである。ノーベル賞をとっても年老いて理研の理事長などにしがみつく姿は嫌らしく汚らしい。
 
ツバキやサザンカを雪の中でも咲かせてみたいものである。近くの岡でルドベキアの大群を見た。どのようにすればあのような景色ができるのか。
 
甲賀産朝鮮人参にチャレンジの75歳、夢を語るすばらしきご老体である。

国産「朝鮮ニンジン」地域の特産品に 滋賀・甲賀の農家栽培
 
   2018年07月25日 17時00分 京都新聞
 
イメージ 1  国内ではわずかしか生産されていない朝鮮ニンジンの栽培に、滋賀県甲賀市甲南町の農家井口雄三さん(75)が3年前から取り組んでいる。種から育てた株が今夏初めて実を付け、種を収穫した。
 
根が収穫できる大きさに育つのは2年後だが、井口さんは
 
「甲賀の売りの『薬草』や『忍者』とも関連があり、地域の特産品にしたい」
 
と意欲を語る。
 
 日本漢方生薬製剤協会(東京都)によると、朝鮮ニンジンは99%を中国から輸入し、国内生産は年間約1トンにとどまる。
 
近畿地方ではほとんど栽培されていないが、健康食材として名が知られ、薬膳料理など用途も多いことから、消費拡大を見込んで、井口さんは2015年に島根県の栽培農家から種300粒と苗50株を購入した。
 
 当初は畑で栽培したが、粘土質の土質が合わなかったり、化学肥料の過剰投与で枯らすなど、うまくいかなかった。
 
そこで市内に多いスギ林やヒノキ林での林床栽培に着目。
 
日当たりが適度で水はけも良く、腐葉土が肥料となって手間が省ける利点もあり、16年秋から一部を移植した。
 
 今春、種から育てた株が花を咲かせ、夏には20粒ほどの赤い実を付けた。
 
「甲賀産朝鮮ニンジンを広める第一歩」
 
と井口さん。
 
収穫した種は乾燥しないようミズゴケに包んで保管し、秋に植える。
 
 現在、山林で約900株を育てており、秋には種3500粒を植える予定。
 
成長が早い畑での栽培も約200株行っているが、
 
「林床栽培は全国的にも珍しく、森林の荒廃予防にもなり一石二鳥。栽培協力者を募り、市内で年1万本ほど収穫できれば」
 
と夢を語る
 

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