私も最近、急にヨーグルトを食べ始めた。糖尿病リスクも軽減されるという研究がケンブリッジから発表された。
アメリカから流入するGM大豆は困りものでなるべく非GMの商品を選んでいる。納豆、豆腐も大地の恵み十勝大豆である。
よつ葉乳業(札幌)は、遺伝子組み換えをしていない飼料(非GM飼料)で育った牛の生乳を原料としたヨーグルトを販売という。アメリカのアグリ戦略にのらない健康な材料を用いるのは良いことである。
ヨーグルトを食べると糖尿病リスクが下がる、英研究
2014年02月06日 18:11 発信地:パリ/フランス
【2月6日 AFP】
ヨーグルトやローファット(低脂肪)チーズを摂取すると、全く食べない場合と比較して糖尿病発症リスクが約4分1低減するとの研究論文が5日、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に掲載された。
英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のニタ・フォロウヒ(Nita Forouhi)氏率いる研究チームが発表した論文は、英ノーフォーク(Norfolk)州在住の男女3500人を11年間追った長期健康調査に基づくもの。
調査期間中、753人が2型糖尿病を発症したが、ヨーグルトやフロマージュ・フレ(未熟性チーズ)、低脂肪のカッテージチーズなど低脂肪の発酵乳製品を食べていた人たちは、全く食べていない人たちと比べて糖尿病発症の確率が24%低かった。
低脂肪の発酵乳製品を種類別に調べたことろ、ヨーグルトのみでの糖尿病リスク低下率は28%だったことが分かった。このカテゴリに属する人たちはカップ入りヨーグルト(125グラム)を平均で週4.5個食べていた。
さらに、おやつとしてポテトチップの代わりにヨーグルトを食べていた人では、実に47%もリスクが低減していた。
一方、発酵乳製品の中でリスク削減と関連していたのは低脂肪製品のみで、牛乳や高脂肪の発酵乳製品では糖尿病リスク削減の効果はみられなかった。(c)AFP
非遺伝子組み換え飼料使用 よつ葉乳業、非GM食品続々 チーズやヨーグルト「安全」前面に
(道新02/07 06:15)
「非遺伝子組み換え飼料使用」と明示された、よつ葉乳業の「北海道十勝プレーンヨーグルト」
「非遺伝子組み換え飼料使用」と明示された、よつ葉乳業の「北海道十勝プレーンヨーグルト」
よつ葉乳業(札幌)は、遺伝子組み換えをしていない飼料(非GM飼料)で育った牛の生乳を原料にした、牛乳・乳製品の販売を本格化させている。
昨年秋以来、「非GM飼料使用」の表示を前面に出したチーズやヨーグルトを相次ぎ発売。「食の安全を望む消費者に応えたい」(同社幹部)と、非GM商品の拡大を目指している。
道内の畜産はトウモロコシ、大豆かすなどで作る濃厚飼料に依存しており、その約9割は遺伝子組み換え(GM)のトウモロコシや大豆の生産が盛んな米国などからの輸入品が占める。
ただ、製品段階で非GM、GMは区別されない例が多く、「非GM飼料で育った道産牛の牛乳・乳製品は珍しい」(道農政部)という。
同社は1999年から、非GM飼料を使う十勝管内の酪農家(20戸前後)と取引を開始。その原料で作った製品の販売先は従来、全国各地の消費者グループ会員に限られてきた。<北海道新聞2月7日朝刊掲載>