ようやく台風21号は弱体化したか!
札幌は5日深夜2時半頃が突風と叩きつけるような大雨のピークであったという。今まで経験したことのない台風の怖さで不安な夜を過ごしたことであろう。空が唸り、子供やネコちゃん、女性らは怖かったと思う。私も自律神経異常亢進を感じた程である。
台風が弱まらない現象はとてもめずらしい。台風が残した倒木被害と熱がすごい。週末から来週はまた雨という予想である。
台風20号は秋田沖から器用に狭い津軽海峡を通過して東へ去ったが、今回の21号は新潟沖で急に北上したことが分かる。北海道には上陸しないで渡島半島に舐めるように近づきながら、石狩湾、手塩などの海上をサハリンに向かったようである。大変興味深い経路であった。どうも太平洋高気圧とオホーツク海高気圧が東への進路をBlockしたようだ。
昨年の9月18日桧山に上陸した台風18号の経路(道央直撃、オホーツク海へに抜ける)よりかなり西側海上を進んだにも関らず、その威力はすごいものであった。台風のイベントはこれで終わりと思うが、まだ9月上旬である。
気象庁
台風21号、温帯低気圧へ 北海道で強風、大しけ警戒
2018年9月5日 11時06分 中日新聞
北海道の西を北上していた台風21号は5日午前9時ごろ、ロシア極東のサハリン付近で温帯低気圧に変わった。
気象庁は、北海道では非常に強い風が吹き、夕方にかけて大しけになるとして警戒を呼び掛けた。
台風に流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になったため、北日本と東日本では局地的に非常に激しい雨が降った。
6日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で
北海道、関東甲信80ミリ、
東海60ミリ、
東北50ミリ。
5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
北海道28メートル(40メートル)、
東北20メートル(30メートル)。
(共同)