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信大法科大学院募集停止

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どこの大学院もレベル低下で大変です。文科省の政策のミスです。
 
司法試験低合格率が要因 信大法科大学院募集停止
 
   2014年2月13日     中日新聞
 
 会見で報道陣の質問に答える山沢学長(左)と又坂法曹法務研究科長=松本市の信州大で
 
 弁護士や検事ら法曹を育てる法科大学院の二〇一五年度からの募集停止を決めた信州大の山沢清人学長は十二日、松本市の大学本部で会見し
 
「低い合格率を重く受け止めないといけない」
 
と全国平均の半分以下にとどまっていた司法試験合格率が募集停止の大きな要因となったと説明した。
 
 信州大法科大学院は初年度の卒業生が受験した〇八年度は合格者がゼロ。その後は四~五人で推移していた。ここ三年の合格率は7~10%台と全国平均の半分に満たない状態だった。
 
 山沢学長は、教育学部や工学部の学生の進路を例に出し、
 
「教育学部では最終的には70%は夢がかなう。工学部の学生は九割がエンジニアとして生きていく。そういった中、わずかしか(法曹に)なれない状況で、今まで通り本学で教育して良いのかということはかなり考えた」
 
と心の内を明かした。
 
 全国の法科大学院では司法試験合格率の低さから志願者の総数も低迷。山沢学長は
 
「一大学が努力することを超える社会状況が出てきている」
 
と述べた。
 
 一方、これまでの司法試験合格者二十二人のうち十五人が県内で就職する見込みで、又坂常人・法曹法務研究科長は
 
「司法力の強化につなげたという自負はある」
 
と述べた。
 

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