「はやぶさ2」、小惑星りゅうぐう撮影 ごつごつの表面鮮明に
2018年9月27日 18時50分 中日新聞
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、小惑星りゅうぐうの表面にごつごつした岩が広がる様子を鮮明に捉えた画像を公開した。
探査機「はやぶさ2」や、地表に着陸した小型探査ロボットが新たに撮影した。
JAXAの吉川真准教授は
「もっと細かな砂があると思ったが、大きな石がたくさんあり、驚いた」
と話した。
ただ砂利が広がる場所もあり
「ある程度サンプルはとれると思う」
と着陸による試料採取に期待を込めた。
画像は、地表のロボットが静止状態で撮影したり、はやぶさ2がこれまでで最も低い高度64mから撮影しており、極めて鮮明だ。岩塊や砂利が埋め尽くしている様子が写っていた。
(共同)