若者7割「視線ストレス」=SNS浸透が影響か-民間調査
10~20代の男女のおよそ7割が他者の視線をストレスと感じていることが、化粧品メーカー「マンダム」(大阪市)の調査で分かった。
同社は、直接対面しないインターネット交流サイト(SNS)を通じたコミュニケーションの浸透が影響している可能性があると分析する。
15~59歳の男女1091人を対象に、8月にネット上で調査を実施。
「他者の視線にストレスを感じたことがあるか」との質問に、全世代の56.5%が「とてもある」「たまにある」と答えた。
10~20代の若者はそれらの合計が67.6%に達した。
また若者の61.8%が他者の視線が怖いと感じたことがあると回答。30~50代よりも約25ポイント上回った。
特に若い女性ほど怖いと感じる傾向にあり、10代女性では約4割が「とてもよくある」と答えた。
友だちと仲良くなるための手段について、若者は直接対面で話すことに次いでLINE(ライン)など通信アプリの使用が約3割を占めた。
40~50代では約1割にとどまっており、若者ほどネット上の交流を通じて仲良くなる傾向が見られた。
(2018/10/12-05:33時事)