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「ニューホライズンズ」が見た「最果て」の岩石Ultima Thule

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絶賛されるべき偉業ではあるがカイパーベルト(Kuiper Beltオブジェクト)まで遠くへ遠くへと人々の気をそらそうとするNASA?

太陽光の強さは地球のわずか0.05パーセントという岩石天体Ultima Thule。赤いというのだから氷はないと思われる。

月にはもう興味がないのか?

まるで雪だるま…探査機が見た「最果て」の天体

2019年01月03日 22時34分  読売

【ワシントン=船越翔】

米航空宇宙局(NASA)は2日、無人探査機「ニューホライズンズ」が1日に到達した、地球から約65億キロ・メートル離れた天体「ウルティマトゥーレ」の画像を公開した。

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全長は約30キロ・メートルで、雪だるまのような形をしていることが確認された。

 NASAなどの調査チームは

「太陽系が形成された初期に、大小二つの球体がゆっくりとぶつかってできた可能性が高い」

と説明し、太陽系の起源の謎に迫る手がかりになるとの期待感を示した。

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 探査機が接近、通過する際に、上空約2万8000キロ・メートルから撮影した。表面には他の天体が衝突したクレーターのような痕跡は見つからなかった。

 ウルティマトゥーレは「世界の果て」という意味で、探査機が訪れた天体としては最も遠い。

探査機は1年半にわたり、より鮮明な画像など様々な観測データを地球に送る。

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NASAの努力(http://labaq.com/

 接近のチャンスは1度きりで、時速5万km以上で通過するため米粒サイズの塵に接触しても探査機は破壊されてしまうため、直前の3週間は飛行ルートに塵ひとつ浮かんでいないか徹底的にチェックされました。

 最初の画像データ(shigurechan.com/space/new-horizons-flyby-to-ultima-thule)
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低解像度ですが、ウルティマ・トゥーレの特徴的な形が捉えられています。右の図は今回の画像から判明したウルティマ・トゥーレの自転軸とその方向になります。

不鮮明な画像ですが、ウルティマ・トゥーレが大体35km×15kmの大きさであることがわかりました。

ウルティマ・トゥーレは当初から2つの岩石状をした天体がつながった状態であることが指摘されていました。その形状はピーナッツやボウリングピンを連想させるものです。今回のデータからそれが裏付けられた形になりました。

しかし今後の調査ではウルティマ・トゥーレが、もしかしたら互いに周回する2つの天体である可能性もあるとのことです。

データ送信には時間がかかるようで、全てが地球に届くのは2020年の9月の予定です。その中にはどんな驚きのデータが含まれているのでしょうか。

太陽系が形成された際、外側に散らばった小さな星たちの集団であるカイパーベルト天体は、太陽からの熱がほとんど届かず凍っているため原始の状態を維持していると考えられています。

それはつまり46億年前の太陽系誕生の記憶を保持しているということでもあります。

また非常に落ち着いた周回(ウルティマ・トゥーレは太陽を293年で1周しています)をし、天体同士の衝突などもあまりないとされています。

データ転送速度が遅く、また地球までの距離が遠いため全てが揃うまでには時間がかかりますが、NASAによれば最初のウルティマ・トゥーレの高解像度データは2019年の2月に公開できるとのことです。

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