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耐性菌問題: 近代医療の近視眼的処方

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知り合いの先生も病院へリハビリ入院で3日後に肺炎で死亡です。あんなに元気だったのにと家族は悔しがります。手の施しようが無い院内感染です。
 
WHOも無責任な発言に終始するしかないでしょうね。
 
 
抗生物質効かない耐性菌、世界各地で拡大 WHO「極めて深刻な状況だ」
 
                2014.5.1 10:45  産経
 
30日、ジュネーブで記者会見するWHOのフクダ事務局長補(共同)
 
 世界保健機関(WHO)は4月30日、抗生物質が効かない薬剤耐性菌が世界各地で広がっているとの報告書を発表した。フクダ事務局長補はジュネーブでの記者会見で
 
「貧困国など一部の国だけでなく、あらゆる国で拡大している。極めて深刻な状況だ」
 
と強調した。
 
 報告書は、抗生物質の処方を必要最低限に抑えるよう医療従事者らに忠告。
 
一般の患者にも、医師が処方した時のみ抗生物質を使用するようにと呼び掛けている。
 
 WHOは114カ国からのデータを基に調査、報告書を作成した。日本やフランス、南アフリカなどでは淋病の治療でセファロスポリン系の抗生物質が効かないケースが確認された。
 
 強力な抗菌薬カルバペネムが効かない肺炎桿菌も世界的に広がっており、一部の国では半分以上の感染者に効かなかったという。(共同)
 
///////////////////////////////////////////////////////////////////    blog.goo.ne.jp/nobuokohama/e/05e9d9f3e78e78f060ca8a0cf79556a5
 
● 何事も鳥瞰的にみる事が大切です。この様な事態は、企業の提供する抗生物質のみに頼った結果なのです。
 
● 自然界には何千、いや何百万と言う抗生物質が有るでしょう。たまたまペニシリウムと言う放線菌から見つけた抗生物質が、西洋医学の分析的・論理的な学問に
合致したのが、ある意味不幸な事なのでしょう。
 
● 更に資本主義の知的所有権と言う概念が、薬の領域まで入ってきたのが、その
限界を露呈したのです。新しい飛躍には、新しい発想が望まれます。
 
● 限界とは、つまり、十分な証拠=エビデンスを得た薬でないと、使ってはいけないと自らを制限したのが今の医療です。従って医師は企業の提供する薬”しか使えないし、又その知識しか持っていないのです
 
民間療法や自分で工夫した薬や、大企業の嫌がる治療をすると、医師は逮捕されて、免許を失います。
 
● 膨大な費用の掛かる薬の開発には、一部の大企業のみが研究開発できます。しかしこれも証拠=エビデンスとやらを得るために膨大な費用が掛かるのが現実です。
 
● 従って、企業も勢い今まで開発された薬を少し変更しての開発となり、革新的な
薬の開発は望めません。これは特許制度と厳格なエビデンス主義とさらには大企業支配が齎す必然的な結果なのです。勿論近代資本主義の姿です。
 
● わずかの種類の系統の中で、同じ系統の薬のみを開発しても,細菌には通用しません。つまり、既にその系統に対する耐性は出来ているのですから、意味がないのです。
 
● 大企業の提供するその抗生物質とやらを使った結果が今の、耐性菌の問題なのに医師が提供する抗生物質以外は使わないようにとの御指導は、これも言語明朗・解決不能の御指導です。毎度の同じご指導です。
 
● よう飽きもせずに、同じご指導が出来るものです。これで耐性菌の問題が解決
  するなら苦労は要りません。逆に問題は年々悪化しているのです。
  少しは頭を使い、考えたらどうですか?
 
● 資本主義の仕組みに関与した、問題ですから、その資本主義が崩壊する前後から解決策が出てくるでしょう。既にあるのですが、それが公式に庶民の前に表れるのは、資本主義の崩壊を待たないといけないのです。
 
● え?解決策? それは今まで書いたように、人類の長い食生活と知恵との中に、又同時に自然の中にあるのです。
 
● 2046年までは我慢の子です。病院食や治療に、にんにくやショウガやワサビや
  スパイス、更に薬用の野菜や南国の美味しい果物が出てくるまでの御辛抱です。今の分析的カロリー主義栄養学や医療では解決不能です。
 
 

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